Vimana-CD-Introduction of xsjazz.com


XSファースト・アルバム”Vimana: The Spaceship" 2010.09.02 リリース!

*8回め更新: 9/2。このページは続々更新していきます。




"This album is just amazing!... this music is so fresh and soulful, I love it!" Martin Iveson (Atjazz)
「このアルバムは驚きだ!...楽曲はとても新鮮でソウルフルで、凄く気に入っているよ!」 マーティン・イヴソン(アットジャズ)





ジャケット表_[0].jpg
キーボーディスト・堀越昭宏(ex.エスカレーターズ)率いるコズミック・ジャズ・ユニット"XS"。
ついにデビュー!

日本人ミュージシャンによるネオ・ソウル、クラブ・ジャズ、ファンク、ウェスト・ロンドン系サウンドへのネクスト・ステップ。
超強力エレクトリック・ピアノ・トリオと実力派クラブ系女性ボーカリスト2人によるサウンドが今、グルーヴィーに飛翔する!


XS "Vimana: The Spaceship"
HRCD-036 Happiness Records
¥2,100 (tax included)

収録曲:
1. Parallel [feat. Frances Maya & Yurai]
2. Vimana [feat. Frances Maya & Yurai]
3. D (instrumental)
4. Echoes & Light [feat. Frances Maya]
5. Jam The Space [feat. Yurai]
6. Sparkle [feat. Frances Maya & Yurai]
7. Rebirth Of The Sweetness [feat. Yurai]

amazonでのご購入はここをクリック!







SoundCloud Player (波形や曲が表示されないときは [MySpace]でご試聴ください
XS "Vimana: The Spaceship" Preview by xsjazz





XSとは



現在のR&Bシーンやジャム・バンド群の先駆けと言えるジャズ・ファンク (アシッド・ジャズ)・バンド『エスカレーターズ』の元キーボーディスト、堀越昭宏 (Akihiro Horikoshi) が率いる不定形ユニット= 『XS』。ユニット名は最小編成 (=Xtra Small) で過剰なまでのサウンド (=Xtra Sound、またはExcess=超過分) を生み出す、というダブル・ミーニングによるものである。

USネオ・ソウル、UKブロークンビーツ、70's レア・グルーヴ、そして60'sモード・ジャズに深く共感しながらも、グルーヴィーでスピリチュアルな独自のサウンドを生み出しているユニットである。

XSはライブにより様々な編成をとるが、基本的には即興を重視するエレクトリック・ピアノ (Rhodes) トリオにダブル・ボーカルが拮抗するスタイルをとる。
堀越のRhodesプレイはマイルス・デイヴィス周辺の 60's/70'sモード・ジャズ・プレイヤーたちから影響を受けた正統なものだが、彼独特のリズム・アプローチやハーモニー、スケール・アウトの技法によってエキサイティングに展開していく。
ドラムス吉岡大輔/今村慎太郎/佐々木章、ベース松田博之による新世代R&Bリズム・セクションを加え、ソウルフルかつ澄みきったボーカルのフランシス・マヤ、無国籍でスピリチュアルなボーカルのYurai(または自由自在でディープな表現のReddyo、ヴァーサタイルなスタイルの西岡恵美子など)といった歌姫たちをフィーチャーしている。





DSCF4014e.jpg

参加ミュージシャン



堀越 昭宏Keyboards (Rhodes Electric Piano, Analog Synthesizers), Cornet, Percussions, Toy Piano, Sound-Produce
全曲の作曲・編曲およびサウンドプロデュース。JazzyでGroovyなプレイに定評があり、スケール・アウトの技法まで使いこなすキーボーディスト。元エスカレーターズ。UKでのREC、ライブを経験。福富幸宏、ゴスペラーズなどのレコーディング作品にも参加。今作ではコルネット(トランペット)も披露。

松田 博之 Bass, Toy Piano
グルーヴィーにレイドバックできる、日本人離れしたベーシスト。DOUBLE、BOA、露崎春女などのライブサポート。SAKURA、SATOMIなどのトラックメイク。ジャム集団 Jamnuts (origami production) にも参加していた。

今村 慎太郎Drums [M1, M2]
目指せ日本のクエストラブ、クリス・デイブ。可能性十分、期待の若手ドラマー。絢香+上原ひろみライブサポート(2008FNS歌謡祭)、若手ソウル系バンド円人図への参加など。

吉岡 大輔 Drums [M3, M5]
若手ジャズドラマーとしてライブを中心に活躍中。抜群にキレの良いドラム。

佐々木 章 (Flying-Easy) Drums [M4, M6, M7]
ヒップホップ系ドラマー。童子Tなどのライブ・サポート、その他トラックメイクなどでも活躍中。

フランシス・マヤ Vocal
cuetracksボーカリスト。どこまでもクリアでソウルフルな歌声。最近ではクラブ系ユニットStarDish、ゲームFinal Fantasy XIII挿入歌などでもフィーチャーされている。

ユライVocal
スピリチュアルな個性派シンガーとしてJAZZTRONIKなどの多数の作品、ライブでフィーチャーされている。XSではソウルフルな魅力を存分に発揮している。


ミキシング/エンジニアリング


冬野 竜彦 (orizzonte) [M1, M2, M4, M7]:数々のメジャー作品のミキシングを担当。

MAKOTO (Human Elements) [M5]:DJ、クリエイター。UKのドラムンベース系有名レーベルGood Lookin'と契約。世界中で熱狂のDJプレイ中。

ichiro (Rhodes Premier) [M3, M6]:cuetracksトラックメイカー、エンジニア。

Sugar Spector:全曲マスタリング。代表作はm-flo loves Chara、The Bawdiesなど。




推薦コメント/応援メッセージ

国内外からいただいています。ありがとうございます!届き次第、また追加していきます。






90年代からミュージシャンとして共にクラブシーンを歩み続けて来た盟友、堀越氏率いるXSの新譜が出た
と聞いて早速耳にしてみた。XSのサウンドは生きていると実感した!
音に熱気が感じられてライブに行きたくなった。
今も尚進化している音楽を愛してやまない一人として、XSに最大限エールを送りたいと思う。

isao osada(ミュージシャン/クラブイベント「afrontier」オーガナイザー)






非常に深みのある音像、濃密なグルーヴを支配する自由なハーモニー感覚に心が踊る。
日本が世界に誇るコズミック・ネオ・ソウルの登場だ!!

afrontier DJ crew (TOJO, Takeshita, Morita)






日本人にこんなクリエイターがいたとは!感動した。
音源に、非常に高いエネルギーと、魂を感じた。

SUGAR SPECTOR (マスタリング・エンジニア)






ホッんとにヤバイですねー。
クオリティーの高さにぶっ飛びました。

グルーヴィーでスピリチュアル、そんな言葉がぴったりと当てはまる至高のアルバム!!
無限の宇宙空間を自由に旅をするしているような、優雅さと緊張感が表裏一体となったスリリングな一枚だ。

DJ MOCHIZUKI(in the mix/青山LOOP)






オーセンティックな70'sフュージョン・フィーリングと、21世紀的近未来感を
併せ持つ、希有な作品だと思います。
そして何よりスタイルを超えた「スピリット」をこの音楽から強く感じました。
最高です。

福富 幸宏(サウンド・クリエイター/DJ)






ドクターHORIKOSHIによる『黒いグルーブ x ジャジーなアレンジワーク』、冴え渡りすぎてむしろジェラス。
カッコ良過ぎます!
特にレイドバックしたグルーブは特筆モノです。70年代〜2010年代までのエエとこ取り!
・・・と言う訳でまた飲みご一緒させて下さい(^-^)

今井了介 for TinyVoice, Production(音楽プロデューサー)






また、ずいぶん、素晴らしく、かっこいいアルバムになりましたね!
聞き惚れてます。今年一番かも!

持田 騎一郎(DJ/J-WAVEプロデューサー)






アルバム、じっくり聴かせてもらいました。
全編通して素晴らしいクオリティ!本物の匠級のミュージシャン達でしか絶対出せないこのナマナマしく
構築されたグルーヴの波と、それを際立たせる鳴らし込まれた本物の楽器と体の質感。最高です。
時にボク等はその時の気分次第でオンガクを選んで聴きますが、強い魂がダイレクトに肉体に繋がって
楽器と共鳴した時に奏でられたオンガクが持つパワーは、その時代と場所を決して問いません。
孤高で崇高で磨き抜かれた美しいミュージシャン・シップ。
Herbie HancockとGeorge Dukeのアルバムの横に置いておきます。
タイムレス・アルバム!!

Kay Suzuki (サウンド・クリエイター/DJ/ロンドン在住)






マイルス・デイヴィスも、ハービー・ハンコックも、
エリカ・バドゥも、そしてラフマニノフも、
よーく噛んで食べれば、とてもおいしく、
ヒップなポップ・ミュージックになるということを、
堀越昭宏は知っている。
だからこそXSの音楽は、ボクをワクワクさせてくれるのだ。

熊谷 美広(音楽ライター)






90年代より活躍されてる堀越さんのプレイは前から、誰よりもソウルフルで、
スピリチュアルで大好き。
彼にしか出せない、 その洗練された高いクオリティと重厚なサウンドは
確かな説得力と、どっしりとしたヴァイブスを
届けてくれる。

リリースおめでとうございます!!

matzz (quasimode / montyacc)






This album is just amazing!... this music is so fresh and soulful, I love it!
Martin Iveson - Atjazz (Sound-Creator / DJ)

このアルバムは驚きだ!...楽曲はとても新鮮でソウルフルで、凄く気に入っているよ!
マーティン・イヴソン(アットジャズ)(サウンド・クリエイター/DJ)







Vimana: The Spaceship - 堀越本人による楽曲紹介





1. Parallel [feat. Frances Maya & Yurai]



 60年代のジャズの世界。場所はアメリカ。マイルス・デイヴィス・クインテットにとっては、毎日が実験の日々だったに違いない。ライブでは即興でスタンダード曲を解体していき(アルバム『プラグド・ニッケル』など)、スタジオではメンバーの書く、それまでなかったようなアブストラクトな曲をどんどん録音していく。そして後に彼らは電気楽器を導入し、グループを拡張、変化させ、ロック/ファンクのリズムをも取り込んでいく。
 そして2010年、場所は日本。今、僕らもまた、強力に気持ちいい、クールでヒップなサウンドを目指し、グルーヴの実験をし、ハーモニーやラインの実験を重ねている。もちろん時を経て僕らのサウンドはもはやストレート・アヘッドなジャズではなく、かなりポップなものになってしまってはいる。でもきっとこの、ベストを目指してベターを積み重ねていくアーティストとしての姿勢は、本質的にきっと同じものだったと思うのだ。

 時を越えて、国境を越えて、きっと僕らは同じ(動きの)気持ちでいるはず。これがこの曲のタイトル『Parallel』(平行)の意味だ。そしてこの曲の持つコード(和音)の「平行」移動も、各楽器そしてボーカルが基本的には同じレイドバックのフィールを共有(これが凄く大事)しながらも、フェイズが少しずつねじれて時に衝突さえする、いわば楽器ごとのグルーヴの「平行」状態もまた、(実験によって得た)この曲の大事な要素だ。

 そして、この「時間と空間を超えること」こそ、このアルバムを貫くテーマとなる。




2. Vimana [feat. Frances Maya & Yurai]



 ヴィマーナ(ヴィマナとも、ヴァイマナとも呼ぶ)とは、インドの古代叙事詩(学校の教科書にも出てくるマハーバーラタとか、ラーマーヤナとか)にたびたび登場する、人を載せて飛行する機械(まさに「マシン」)のことだ。本当は兵器を積んだ空飛ぶ戦車だったり戦艦だったりするのだが、ぶっそうなのでその辺はあまり気にしないことにする。円錐形だったり、鳥型だったり、船のようだったり、円盤型であったり、さまざまな形態があったようだ。→画像はこちら
 とにかく古代インド人のイマジネーションといったら本当に素晴らしい。さすがお釈迦様を生んだ国だ(?)。古代に飛行機だよ?「空飛ぶ馬車」とかのローテクものではない(そういうのなら他の神話にもありそうだし)。金属製で、謎の機械や、謎の「5つの力」と水晶を使ったエンジンを積んだ「超」ハイテクなやつ。大気圏外に行けるものもあったらしい(古代に大気圏なんて知られてたのか?って疑問も濃厚にあるんだけど、まぁ星間移動もできたってことか)。そうしたら本当に宇宙船だ。現代の飛行機やスペースシャトルやUFO、または未来の有人宇宙船が過去にタイムスリップしたようなものだ。間違いなく時空を超えている。

 そんなわけで、ヴィマーナへようこそ。Welcome to Vimana!
 古代インドの宇宙船に乗って、僕らと一緒に、時空を超えた旅に出ましょう!

 なおこのトラックは、コンピレーションCD『afrontier』に収録されたものと同じ曲を完全に新規に録音しなおしたもの。旧録音も好評だったが、今回のは楽器陣もボーカルも更にグルーヴしまくっているし、後半に進むにつれ熱気が上がっていく。クールさが身の上のR&Bやネオ・ソウルのレコーディング作品では珍しいが、これがジャズやファンクを受け継ぐXSのサウンドなのだ。




3. D (Intrumental)



 インスト曲。Dはマイルス・デイヴィスの(名字の)D、ディアンジェロのD(そういえば名盤 Voodooからちょうど10周年だ)、ドリアン・モードのD(これがこの曲で特にフィーチャーされているモードというわけでもないんだけど、代表的なモードっていったらまずドリアンかな、と)。
 そんなわけでネオ・ソウルとジャズ、できるだけ両方をちゃんとしながら、僕らなりに融合してみた。ローテンポのグルーヴ。クールなハーモニー。アウト・スケールまで至る「歌」の拡張。楽器同士の絡み、エネルギー感。これら全部出てきますので、ぜひ最後まで聞いてくださいね!
 もちろんこの曲は始まりでしかない。Dはアルファベットの中ではたった4番目。「究極」Zまではまだまだなのだ。




4. Echoes & Light [feat. Frances Maya]



 人は自らの心のなかに光を持っている。光があるのなら、音もあるはず。光がきらめくのなら、音は自ら響き、繰り返しているはず。
 心にあるのはきれいごとだけではない。他人を許せない怒り。逆に許してほしいという、泣きたいほどの願い。
 自然を映す心象風景や、輪廻を繰り返す魂のイメージは、ステレオタイプかもしれないが、僕らにとって永遠の癒しであり、憧れであるのかもしれない。
 心とともに、魂とともに、歩んでいく。
 光とともに、音とともに。




5. Jam The Space [feat. Yurai]



 ブロークンビーツが好きだ。アシッド・ジャズに呼応したバンド(エスカレーターズ)でデビューしたくらいだから、UKクラブ・ミュージックの感性(あとイギリス人のソウルやブルース好きの部分)には通じるものが多いのだけれど、特にブロークンビーツはファンクの直系(あるいはそのもの)と言えるグルーヴィーさと、ジャズの革新性と、スピリチュアルなフロウに満ちた、魅力的な音楽だと思う。シーンがブレイクする前にダブステップやUK Funkyに美味しいところを持っていかれたようなきらいはあるが、アンダーグラウンドで発展して次の機会を伺ったっていい。カッコいいんだから!

 そんなわけでこの曲のリズムは、ブロークンビーツ的なアプローチのオリジナル変則ビート。テンポは演奏してみると聞いている以上に速いし、コードも結構変わるので大変なんだが(誰だよ作ったの/笑)、トラックとしては非常にいいものに仕上がったと思う。
 ちなみにソロイストが複数いてフレーズの断片で絡んでいくやり方は、ウェザー・リポートの「We never solo, we always solo」という集団即興のコンセプトを、XS流にしたものでもある。

 宇宙をジャムれ!地球を回せ!
 宇宙に流れる、ハーモニーを聞け!
 全ては(原子、分子レベルで)ビートを持っている。感じろ!
と、いう内容の歌詞。

 グルーヴはダンスであり生命エネルギー。ハーモニーはスピリチュアルに、そこここに漂うもの。そしてメロディーは両者の要素を持つ、象徴的な存在なのだと思う。
 音楽は、宇宙。そして音楽は、人間。





6. Sparkle [feat. Frances Maya & Yurai]



 オレッちさぁ、見ちゃったわけよ。なんかよくわかんないんだけど、暗闇でピカッ、ピカッて光る丸っこいヤツでさぁ、つかもうとするとシビれるんだわ、アレ。で、ちょっとしたすきに、ピューってどっかに飛んでいっちゃったんだよねぇ。何なんだろ、アレ。
 何か別世界のものなのかなぁ。
 ところでさ、(いきなり)トビウオって知ってる?普段は水の中で泳いで、時々はねて水上をグライダーのように飛ぶんだよ。2つの世界を行き来して、自在に飛ぶのさ。カッコよくない?
 あ~あ、あの丸っこいものに、どっか違う世界に、連れてってほしかったかもなぁ。

 という謎の歌詞のダンス曲。
 普通、何もしなくても、人って現実の世界と想像の世界っていう、2つの世界に生きるものなんだけどね。




7. Rebirth of the Sweetness [feat. Yurai]



 宇宙船ヴィマーナに乗った僕らが降り立ったところは、「素晴らしい次元」だった。
 そこにあったのは、子供のとき見た、広くて大きくて、どこまでも抜けるような青空。
 風が肌に気持ちいい。ずっと忘れていた。
 夜に見える星も、こんなに明るく、鮮やかにきらめく。
 そう、そこは僕らの童心を甦らせてくれる場所だったのだ。



 …とまぁユライちゃんの詞はこういう内容かと思ってたら、マヤちゃんは「カレシに子供のように甘えるカノジョの言葉」だと解釈したらしい(う、これはひょっとして "Speak Like A Child" by Herbie Hancock か?大好きなんだよね、あの曲)。二人でいれば世界も違って見える、と。
 「ワタシとアナタの宇宙☆」(by フランシス・マヤ)…やられた。それもまたロマンチックな「宇宙」だ。



 楽器陣が、クリックなしで、何も決めずに始めたセッション。ナチュラルでゆったりとしながらもフォーカスが定まっているグルーヴや、ローズ(エレピ)、ベース、ドラムスのフレーズには何の編集も加えていない。そこにユライちゃんが素晴らしいコーラス、リード・ヴォーカル、ポエトリーを入れてくれて、堀越がコルネットと若干のパーカッション、SE(さて何の音でしょう?)をダビングして、このトラックは完成した。



 聴き終わって、よかったら外に出てみてください。
 夜だったら、目を閉じて。
 ずっと逢いたかった青空に、もう一度出逢えるかもしれないから。